大規模黄砂
黄砂とは、
中央アジアや東アジアの砂漠・黄土高原で強風が起こると、
大気中に砂塵が舞い上がり、
浮遊した砂塵が偏西風に乗って日本の方に飛来してくる
という流れのことを指すようです。
それがここ数日、
史上最悪といわれる黄砂が日本列島に襲来しているようなのです。
花粉も多いのに・・・。
黄砂は、
喘息の悪化や循環器疾患への影響が指摘されているため、なかなやっかいな現象なのです。
交差に付着している金属物質やニッケル、カビ、エンドトキシンなどが心筋梗塞や脳梗塞を起こすこともあるようです。
今朝のニュースでは、
数週間前の東京の様子と、ここ数日の東京の様子が
モニターで比較されていましたが、
黄色く、なの通り砂埃が舞い上がったような景色でした。
花粉が爆発する
そしてなんと、
その黄砂によって花粉が爆発するという現象があるようです。
通常、花粉というのは直径約30μmです。
これは一般的なサージカルマスクなどで
十分に防ぐことができる大きさです。
しかし、
花粉が黄砂に触れることで、
花粉の細胞壁に亀裂が入ります。
その亀裂から水分などが取り込まれることによって、
内側から膨張し、破裂するように
細かく砕けてしまうようです。
すると、細かくなるわけですから、
人間の鼻やのどだけでなく、
気管支や肺胞といったところまで
花粉が到達してしまうというわけです。
花粉症の方。
おとーちゃんもそうです。
花粉症の方は、ただでさえ
目や鼻でアレルギー症状が出てしまうわけですが、
これが気管支や肺胞で起これば、
肺炎などの重症な症状に至ってしまうわけです。
おとーちゃんの風邪もこれが原因?
先日まで、おとーちゃんは風邪をひいていました。
咳が止まらず、声が枯れて、なかなか大変でした。
病院で血液検査やレントゲン検査をしてもらいましたが、
特に大きな異常はなし。
そんな中、
花粉症の薬がなくなったこともあり、
たまたまかかりつけ医の耳鼻咽喉科に行きました。
すると先生から、
「あら、咳出るの?
もしかして声も枯れてる?
喉も痛いでしょ?
ちょっと鼻と喉と見せてね。」
と、
今の症状をズバズバ当てられました。
ファイバースコープっていうんですかね。
すごい長いカメラを鼻から声帯まで入れられ、
吐きそうになりながら、泣きながら
鼻から喉まで診てもらいました。
「声帯と気管が真っ赤っかよ。
これはすぐに薬飲まないと。
肺炎になるよ。」
と。
「何かの細菌の可能性もあるけど、
今年は花粉が多いし黄砂も来てるから、
ダブルパンチだったのかもしれないね。」
とのことで、
花粉に対する抗アレルギー剤と、
細菌に対する抗生剤をいただきました。
飲み始めて、1週間。
症状は軽快。
これも花粉爆発の影響だったのかな。
家でめちゃくちゃ咳をしてましたが、
おかーちゃんと娘ちゃんは超元気。
移ってないところを見ると、
細菌よりか花粉が原因だったのかなと。
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