保育園で傷を作って帰ってくる娘ちゃん
最近、度々ある出来事。
それが、怪我をして帰ってくる娘ちゃん。
保育園のお迎えに行くと、
「お父さん、すみません。」
と、先生から突然の謝罪。
「え、どうしたんですか?」
「実は、〇〇ちゃん(娘ちゃん)、お友達とおもちゃの取り合いをしてしまって、すぐに止めに入ったのですが、お友達からお顔を爪で引っ掻かれてしまって。すみませんでした。」
と先生より。
また他には、
「椅子の取り合いで、お友達から噛まれてしまって。すみませんでした。」
と先生より。
なんだか、いろんな喧嘩ごとにて、怪我をして帰ってくるのです。
一方的にやられたわけではなく、お互いに何かを取り合って起きた出来事のようなので、しょうがない面もあるかと思い、娘ちゃんをよしよししていました。
家でも暴力が増えてきた娘ちゃん
イヤイヤ期真っ只中の娘ちゃん。
2歳ですから、成長過程としては当然ですよね。
慣れてきた気がします。
しかしですね、最近家で見られるのが、
イヤイヤ→暴力
の流れ。
先日も、TVの見過ぎを指摘された娘ちゃん。
「イヤ。(バシっ!)」
とおかーちゃんの顔を叩いてしまいました。
「おかーちゃん痛いでしょ!ごめんねは?」
「イヤだ…。あーーーーー泣」
といったように、謝罪を求めても、なかなかできず、泣いてしまいます。
そりゃそうですよね。
と思う一方、
そろそろ謝るということを覚えさせた方が良い?
と迷いもありました。
教えても、結局泣いてしまう一方なので。
謝罪適齢期とは
発達段階というものを調べると、「ごめんなさい」を教えるべき時期があるようです。
逆にいうと、教えなくてもいい時期もあるということですかね。
乳児期~幼児前期(0歳~3歳)
自我が育ち、自己主張ができるようになる大事な時期です。
「仲間に入りたい」といった行動も見られます。
しかし、感情のコントロールが難しく、お友だちとケンカすることも多いです。
つまり、まだ謝罪の適齢期ではありませんね。
ですが、他者を傷つけてはいけない、といったしつけは始めるべきだそうです。
遊戯期(3歳~5歳)
いろいろな経験により、社会性が身についてくるのは4歳頃からだそうです。
社会にはルールがあることを知り、友達などと仲良くしたいと思うようになるそうです。
この頃から謝ることができるようになります。
つまり、謝罪の適齢期と言うことでしょうか。
学童期(5歳~12歳)
謝罪には「誠実な謝罪」と「道具的謝罪」があるそうです。
「誠実な謝罪」は心から謝ること。
「道具的謝罪」は気持ちとは関係なく、円滑な関係を保つためや場を納めるための謝罪のこと。
6歳以前は「道具的謝罪」傾向が強いようですが、協調性が身につき、罪悪感の感情をもち始める6歳頃からは、心から謝ることができるようになるようです。
2歳の娘ちゃんに教えるべきこととは
謝罪って確かに難しいことなのかもしれません。
自分のおこなった行為が、相手を傷つけて、それが悲しみを生む。
だから、自分が悪いことをしたと反省し、理解し、元の関係を取り戻すために自分を下に下げる行動。
いかに感情をコントロールしなければいけないか。
2歳の子供にできるはずがありませんね。
なので、今の時期には、無理に「ごめんね」と言わせる必要はないのかもしれません。
今教えるべきは、自分の行動で、相手が楽しむこともあれば、傷つくこともある、ということなのでしょか。
いわゆるしつけ?
社会性を理解していくのが4歳頃のため、社会性を理解する第一歩って感じですね。
何をすると相手が喜ぶのか、何をすると相手が悲しむのか。
自我と自己主張を超えて、相手のことを理解する。
それを少しずつ伝えることができれば良いのでしょうか。
実際、おままごとなどを楽しむ時期になってきました。
相手のお世話をして、「ありがとう」と言ってもらえることなどが、これに当てはまりそうですね。
親としても、感情豊かに、
「嬉しい!」
「悲しくなる…。」
などの反応を少し大げさにでも見せてあげることが必要なのかもしれませんね。
コメント