報連相ってご存知ですか?
おとーちゃんの職場では、社会人としての心得として報連相を重要視することが多いです。
報告
連絡
相談
という意味ですね。
(ちなみにおとーちゃんは社会人になるまで知りませんでした・・・。恥)
確かに社会人に限らず、報連相は大事という場面は多いです。
最近では、報連相は時間の無駄で、結果の報告ならまだしもプロセスの報告までいらない、などの不要論も出ています。
ですが、上下関係が重要視される場面では、報連相はむしろ重要で、組織としての上下をつなぐという意味合いを持っています。
また、最近の傾向では、相談よりも確認をすべき、ということで、確連報(かくれんぼう)の方が良いという考え方もあるそうです。
「ここまではやりましたが、次がわかりません。どうしたらいいのでしょうか」などと「相談」するようでは「指示待ち人間」になりかねない。
「相談」より「確認」するということのほうが「自主的人間」を育てることにつながる、という考え方からきているそうです。
おとーちゃんの職場にて
報連相が重要視されるおとーちゃんの職場。
医療現場なので、報告も連絡も相談もかなり重要です。
それが1個でも怠ることで、医療ミスや医療過誤につながってしまうためです。
おとーちゃんは理学療法士で、リハビリテーションをおこなっていますが、患者の体調管理は仕事の1つであるため、なにか異変があれば医師や看護師に報連相することが重要です。
ですが、仕事をしていて思ったことがあります。
報連相って、部下→上司の方向にしか重要視されてないんじゃないかと。
今日の出来事でしたが、部下としてはわからないことや行って良いかを相談、確認することが徹底されていると感じます。なぜなら医療現場でミスが許されないような状況にいるから。
ですが、
上司→部下への、決定事項の報告や連絡、治療に関する相談って、迅速さが不足していませんか?
(おとーちゃんの職場だけ?)
おとーちゃんも、まだ組織のトップではありませんが、まあまあの立場を任されることが増えてきています。その中で、部下へ伝えるために上司の決断が必要な場面で、なかなか決定事項の報告が上がってきません。
挙句の果てに、上司の連絡が遅くなっても、「逆にお忙しい中申し訳ありません」と謝るのは部下。
これってどうなのでしょうか?
報連相は上司こそ徹底すべき
今日思ったことはコレが全てです。
上司こそ、部下への報連相は徹底すべき、です。
理由①(報告)
部下から上司へお願い事をしたとします。
それ次第で部下の仕事が変わります。
ですが、検討しているかもわからない、結果報告がこない、なんてことありませんか?
上司は部下に報告を徹底させるのに、上司の報告遅れは許される。
これはいかんと思うのです。
上司へ、現在検討中かどうかまで確認することは、聞きづらいことが多いです。
だからこそ、現状を上司は報告すべきで、それによって部下の仕事の段取りが決まってくるのです。
理由②(連絡)
なにか変更事項などがあるにもかかわらず、すでに噂が広まっているにもかかわらず、上司から直接連絡がこない、なんてこともありますよね。
もちろん、煮詰めてから連絡する、という上司の方もいらっしゃるでしょうが、遅い、と感じることありませんか?
上司からの連絡に、部下はピリつき、構え、迅速に対応しようとするものです。
(人によるでしょうが・・・。)
上司からの迅速な連絡があってこそ、部下はこの先どうしたら良いかの計画を練ることができます。
逆に迅速な連絡がこないと、部下はどうしたらよいかわからず、焦って行動したり、必要以上に上司へ確認作業を行ったりしてしまいます。
理由③(相談)
上司→部下への相談って、みなさんできますか?
おとーちゃんの職場では、なかなかプライドがあるためか、仕事に関する相談を部下へする方は少ないです。
優秀な人ほど部下へ相談している気がします。
上司も仕事に関して完璧なことはありません。
むしろ部下の方が、すっきりする解決案を思いつくかもしれません。
部下へ相談することで、上司自身が考え事を整理できるかもしれません。
相談は、部下→上司だけでなく、上司→部下も成り立つべきです。
相談できない部下は仕事ができない、なんて聞いたことがありますが、
相談できない上司は仕事ができない、も成り立つような気がします。
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