産むのにはお金がかかる
出産にはお金がかかります。
もちろん、というべきではないのかもしれませんが、
医療行為が行われるため、お金がかかってしまいます。
しかし、健康保険や国民健康保険のおかげで、「出産育児一時金」という出産費用をケアする制度があります。
原則42万円となっており、健康保険から病院へ直接支払いが行われます。
子育てを経験している方々であれば、わかってらっしゃるかと思います。
ですが、だからといってタダで産むことができるわけではありません。
みなさん、だいたい10万円前後は支払いますよね。
スズキ家でも、約8万円払ってきました。
実際、出産にかかる費用は4年連続で増加しており、
都道府県別にみると、最も高かったのは、
- 東京都で56万5092円
- 神奈川県で50万4634円
- 茨城県で50万1889円
なんと3つの都県で50万円を超えたそうです。
ちなみに、最も低かったのは
- 鳥取県で35万7443円
東京都と比較すると20万円もの差があるのですね。
子供が増えることは、日本経済のためを考えてもとても大事なことのはずですが、
そのためには、国民それぞれで大きい費用を負担しなければいけない現状があります。
もし、もう少し若い時に子供を授かったら、、、
かなり人生を考えることになっただろうなと思います。
出産費用が高額になってしまう背景
いろんな記事などを読んでいると、
エステやお祝い膳などの「過剰サービス」で付加価値をつけて高い請求をしている実態があるのでは・・・?
という意見も実際にあるようです。
サービスの質で差が生まれているという現状です。
ですが、これを「過剰サービス」と捉えるかは人によります。
実際に、エステが実施される医療機関もあります。
これには、
- 妊娠中の足のむくみ
- 骨盤のゆがみからくる腰痛へのケア
- 大きな負担がかかった出産後の体の回復を促進する
といった役割が期待されているそうです。
また、食事の面でも、産後の体力回復や授乳開始に備えて十分な栄養があるものを摂取する必要があります。
入院中の食事は栄養計算されていますが、彩りや楽しみを提供する目的もあります。
もちろん、他施設を意識して、患者獲得のために充実させている面があることも否定はできないと思います。
しかし、根源にあるのは、出産をよい形で迎えてほしいという医療機関の願いがあるそうです。
産むことが嬉しいことであるべきである
実際に子どもがほしい家庭は思った以上にあると感じます。
私の友人や知り合いには、
- 妊娠できない
- 死産してしまった
- お金がない
などの理由で子どもを諦めざるを得ない状況の方々がいます。
妊娠することに関しては、管元内閣総理大臣の政策で、不妊治療の保険適応がされましたね。
では、お金に関してはどうでしょう。
- 産んでもお金がかかる
- 育てるのにお金がかかる
- 保育園に入れない、未満時は入れれば多額のお金が必要
- 高校〜大学にて多額のお金が必要
出産〜育児に関しての不安は、お金面が大きな割合を占めている気がします。
少子化が進んでいる理由の1つですね。
この記事のように、
- 産めばお金がもらえる
- 保育・学費・医療は無料
などの、家庭の経済問題がかなり緩和されるような社会というのは、やはり出産に対する不安軽減に大きくつながると感じました。
実際に、スウェーデンの学校教育は,
義務教育の基礎学校(9年)、高校(3年)、大学(学士号取得は通常3年)からなっていますが、
義務教育の基礎学校だけでなく、高校、大学も授業料無償です。
また、デンマークでは医療費はすべて無料です。
その分、収める税金が大きい現状などはあるかもしれませんが、
子育て世代としては、子どもの教育・医療が無料になるのは、かなり助かります。
そもそも、
子どもを授かることは嬉しいことであるべきです。
子どもができた時点で、いろいろな不安を抱えること自体がおかしいような気がします。
自分達の幸せのため、
国の経済のため、
いろんな面を考慮した上で、子どもに対する投資は今以上にするべきだと考えます。
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