職場の後輩の会話
おとーちゃんは病院勤務の理学療法士です。
現在理学療法士となって6年目。
後輩もだいぶ増えました。
その代わりにお世話になった先輩方がだいぶ辞めていきましたが・・・。
離職率の高い職場なのです・・・。
後輩も数えたら、すでに30人越え。
比率でいったらおとーちゃんは中堅世代となってきました。
ある日のこと、2年目くらいの後輩同士の会話が聞こえてきました。
「NISAやってる?やっぱり米国株だよね。全世界株も持っておいた方がいいよ。」
あー、やっぱり、
今の世代は株に投資をするんだなと。
おとーちゃんも株投資を始めたのは3年目くらい。
社会人となれば、やはり将来のことが不安になるため、多くの人がお金の勉強に行き着くんだなと思いました。
親世代は民間保険を勧めてくる
じいじやばあばからよく言われるのですが、
やはり、保険には入っておけよ、と。
おとーちゃんの親世代は、生命保険から医療保険、学資保険、などなど、
人生を保険に頼るやり方で生きてきたそうです。
月に1〜2万円も支払い、なるかもわからない病気や教育資金に賭けていたということになりますかね。
一家に1人、保険会社さんから担当がつくというのもよく見る光景ですよね。
おとーちゃんも何度も学資保険や生命保険を勧められました。
社会人1年目で保険に支払っていた額は、
なんと月に12000円!
3年目くらいにお金の勉強に触れたため、速攻で解約しました。笑
なぜ民間保険はダメなのか
そもそも保険とは、といういったものにかけるべきなのか。
答えは、
「低確率・大損失」なこと
です。
例えば、
- 一家の稼ぎ頭である父が亡くなった。
- 働けなくなるくらいの高度な身体障害を患った
- 災害で家がなくなってしまった
などですかね。
確率は低いけど、こうなったら人生大変なことになる、といったことに保険はかけるべきです。
それ以外の損失が少ないことには、貯蓄で対応するべきかなと。
損失が少ないことに保険をかけまくると、月々の保険料の支払いがものすごく高くなります。
その他の家計を圧迫してしまうのです。
保険のために、家計の余裕をなくし、必要な貯蓄ができない、
なんてことになってしまうのです。
また、日本は公的保険がものすごくしっかりしている国です。
国民皆保険、というやつですね。
民間保険に入るのは、コスパが悪いの一言に尽きます。
もちろん家庭によっては必要な保険もあるかと思います。
生命保険や火災保険、自動車保険なんかは必要かなと。
この辺は大損失が待っていますよね。
しかし、医療保険や貯蓄型保険はほぼ不要かなと感じます。
医療保険
→公的保険でカバー可能。あとは貯蓄で補う(特に若いうちは確率は低い)。
貯蓄型保険
→保険金額が減ってしまうリスクがあり、割に合わない投資信託と同じ。
学資保険
→元本割れは不払いのリスクあり。利回りが低く、手数料が高いただの投資信託。
などですね。
保険と言っても、なんか投資信託みたいな状況になっているものが多いのです。
「それなら、優良なファンドを買って、安定して利回りをゲットした方がいいじゃん、NISAなら税金もかからないし!」
みたいな考えになっていくのですね。
お金の勉強ですらも、自分でできる時代です。
なぜかというと、ブログやYouTubeが発展したからですね。
おとーちゃんももちろん勉強は続けます。
だって、まだまだ老後や教育の不安はありますからね。
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