後輩指導の機会が増えてきました
おとーちゃんは理学療法士です。
総合病院のリハビリテーション科に所属しています。
平均年齢が約30歳の若い集団のため、
おとーちゃんはすでに中堅の世代。
ありがたいことに、
上司からは3年目の頃から後輩指導の係を任せていただき、
現在6年目ですが、数えてみると5人の後輩たちを指導してきました。
おとーちゃんが新人時代に指導していただいた先輩方は、今考えてもすばらしい方々で、
きっと一生追いつけないんじゃないかなと思うくらい尊敬しています。
その分、自信が指導る立場に立った時、なかなか難しいんですよねこれが。笑
一人一人性格は異なりますし、好きな分野も違いますし、
最近の若者らしく、プライベート優先感が強い子もいました。
おとーちゃん自身がまだまだ未熟なのに、指導者となると、
ただただ自分の勉強不足を痛感しております。
その中で、尊敬する先輩方に指導の方法などを相談しながらなんとかやってきた感じです。
今現在も後輩指導の立場に立たせていただいていますが、
これまた特徴的な子でして・・・笑
なかなか苦労する場面があります。
その経験から、後輩指導する際に工夫したことがいくつかあったので、
それをぜひ共有できればと思います。
後輩指導の工夫①
まずは調べさせる。
他職種の現状はわかりませんが、おとーちゃんの仕事は医療現場です。
医療は常に進化していくため、勉強などの自己研鑽は日常茶飯事なのです。
ですが、後輩によってはやはり
仕事<プライベート
な子が多く、
特に調べもせずに治療に向かう子が意外に多かったです。
リハビリテーションも医療現場なのです。
常にリスクはあります。
「これでいいや。」
という子には、
調べもせずに現場に行くことで、どんな危険な場面があるかを説明するようにしています。
人によっては結構怖くなるくらいリスクを説明します。
不安を感じれば、調べますよね。笑
調べてもわからない時には、聞いてくるようになります。
(それでもやらない子には、あえて失敗してもらいますけれども。)
「これでいいや。」
ではなく、
「これで大丈夫かな?」
というように考える・確認する癖をつけることは、社会人として必要なことではないでしょうか。
後輩指導の工夫②
異なる視点を与える。
工夫①にもつながるかもしれませんが、
調べ物をするようになると、あたかも
自分は勉強している、知識がある、
と錯覚するようになります。
その次には、不思議と自信がついてしまい、気づかないうちに仕事が一辺倒になってくる子がいます。
そう感じる時には、あえて声を積極的にかけます。
そして、なぜそのような流れで仕事をしたかを説明させます。
説明させると、指導する立場としても、別に視点で見た方がよい場面が出てくるので、それを説明し、ディスカッションに持っていくのです。
そうすると、後輩としても、2つ以上の視点を吟味することができ、自己反省、もしくはやっぱり自分の考えで良さそうと、振り返ることができると考えます。
おとーちゃんもそうでしたが、なんとなく自分が成長していると感じると、根拠のない自信が湧いてくるのです。笑
そうなると視野は急激に狭まります。
その視野を広げてあげげるのも、指導者の役目かなと感じました。
後輩指導の工夫③
プライベートでも仲良くする。
おとーちゃん自身もそうでしたが、プライベートでも仲良くしてくれる先輩には、とても話しやすく、相談しやすいです。
ですが、そこはプライベートなので、ずけずけと入り込む必要はないかと。
あまり先輩が好きではない、そもそも性格が合わない、ことは誰だってありますからね。
ですが、おとーちゃん的工夫としては、
後輩からなんらかの誘いがあれば乗るようにしています。
例えば、
「あの仕事が無事成功したら、乾杯してください!」
などの場面ですね。
そういう時には、しっかりと飲みやご飯に連れて行きます。
そこから仲良くなる場合もあります。
どうしても最近のご時世では先輩から誘うと、ハラスメントになることもあります。笑
なので、プライベートでも仲良くする、というのは
あくまで受動的かつ容認的な関わりを持つことを意識しています。
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