夜間に娘ちゃんが嘔吐
先日、夜1時頃に、おかーちゃんが娘ちゃんに起こされたそうです。
いつもの夜泣きかな?なんて思いながら起きたそうですが、
「びちゃびちゃしちゃった・・・。」
と言いながら起こしてきたそうです。
なんだ?
と感じたおかーちゃん。
布団を見渡すと、吐物っぽいものがあり、娘ちゃんの口も汚れていました。
すぐさまおとーちゃんを起こして、対処。
嘔吐事態は少量で、色もおかしくはなく、ぐったりした様子もなかったため、
ひとまず朝まで様子を見ることにしました。
その後嘔吐を1回してしまいましたが、頻繁に繰り返す様子はありませんでした。
娘ちゃんの嘔吐ごとは初めてだったので、焦りました・・・。
嘔吐を起こす病気
嘔吐を起こす病気って、意外と胃腸炎くらいしか知りませんでした。
調べてみると、
- 感冒性胃腸炎(嘔吐下痢症)
- 腸重積
- 髄膜炎
- 幽門狭窄症
- 脳腫瘍
など、消化管の病気だけではないため、異常な様子であれば注意が必要ですね。
対処が遅ければ命に関わる病気もあります。
様子見で大丈夫な嘔吐
以下は、様子を見て、次の日にかかりつけ医の診察時間に受診で大丈夫かと思います。
- 吐く回数が数回以内で治まり、吐いた後は元気
- 吐き気が治まった後、水分をとることができる
- 発熱、下痢など、その他の症状がない
- 食欲がある
- 元気がある時
- 睡眠がとれている時
救急車を呼ぶ、もしくは救急外来に行く必要がある嘔吐
以下の場合は、すぐに救急車を呼ぶ、もしくは救急外来を受診しましょう。
読むとわかりますが、明らかに消化管の異常や、脳などの神経異常が来たしている場合のため、様子見では命に関わります。
- 嘔吐、下痢を同時に何回も繰り返す
- 吐物に血液や胆汁(緑色)が混ざっている
- 何回も吐いた後、コーヒーかすのような色や黄色の胃液がある
- 強い頭痛がある
- 強く頭を打った後の嘔吐
- 痙攣(ひきつけ)をともなったり、意識がぼんやりしている
- おしっこが半日くらい出ていない
- 唇や舌が乾いている
ノロウイルスによる嘔吐
時期を問わず流行することが多い、感染性胃腸炎です。
ウイルスが腸の中で繁殖していくためウイルス性胃腸炎とも呼ばれています。
一般的な風邪症状と共に、胃腸の症状(腹痛、下痢、嘔吐)が際立って目立ちます。
最初の半日から一日は激しい嘔吐が続きます。
激しい嘔吐を繰り返すため、親としても焦るかもしれませんが、
上記の「救急車を呼ぶ、もしくは救急外来に行く必要がある嘔吐」に該当しない場合は、すぐに受診する必要はありません。
通常診察で受診し、吐き気止めや整腸剤をもらいましょう。
しかし治療方法はないため、しっかりと水分をとりながら、ウイルスが減少していくのを待つしかありません。
経口補水液などを摂取して、脱水には十分に気をつけましょう。
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