スズキ家の新築は来年の夏引き渡し
スズキ家では現在、新築一戸建てを建てています。
セミオーダーの住宅メーカーで、現在ほぼ中身が決定した状況です。
流石に一括では買えないので、銀行にて住宅ローンを組みました。
すごい金額・・・。
返していけるかな・・・。
不安が募りますが、
一軒家が欲しいというおとーちゃんとおかーちゃんの夢をかなげるべく、
安い土地を探し、
競争に打ち勝ち、
なんとか購入まで辿り着きました。笑
住宅ローンを組む際に、いろんな悩みが出ました。
もちろん借入金額や、団信の入り方など。
その中で、ペアローンを組むべきと銀行の人に言われたんですが、
よくわからず。
調べた結果、ペアローンは組まない方が良いのでは?、と結論がでました。
ペアローンとは
ペアローンとは、
夫婦でそれぞれローンを借り入れ、お互いがお互いの連帯保証人になる、というものです。
夫→2000万円の住宅ローン
妻→2000万円の住宅ローン
を組む、という漢字ですね。
ちなみに、
収入合算というのもありますが、
これは、本人の収入に配偶者などの収入を合算し、金融機関に借入可能額を審査してもらうというものです。
ローンの本数はあくまで本人の1本のみです。
夫の年収400万円では借入可能額が2500万円だが、
夫の年収400万円+妻の年収300万円では、借入可能額が5000万円、
みたいな感じですね。
その場合は、妻が連帯保証人になります。
ペアローンのメリット
調べてみると、ペアローンのメリットとしては、
- 借入額を増やせる
- 夫婦2人とも団信に加入できる
- 住宅ローン控除が2人分使える
- 売却益の3,000万円非課税が2人分使える
といったものがあるようです。
しかしこれってよくよく考えてみると、
多くのお金を借りることができるだけで、
その買った家の価値が本当に高いのか、売却時の値段が下がりすぎたりしないか、を考えなければいけません。
団信に関しても、借入合計金額の1/2しか適応されないため、価値は薄まります。
住宅ローン控除の件も、売却時非課税の制度も、かなり長期的に戦略を練らなければいけません。
結構頭を使うので、そこまで戦略的に組むことができる人なら良いのかもしれませんが、
詳しくもない、初めて聞いた言葉だらけのおとーちゃんみたいな人には、ペアローンは向いていないように思えます。
ペアローンのデメリット
調べてみると、ペアローンを組むことでデメリットに感じる点はこんな感じかなと。
- 配偶者の債務にも返済責任を負う
- 諸経費が2本分かかる
- 片方が死亡した場合にも、生きている方の債務は残る
- 離婚した場合、大変面倒なコトになる
- リストラ、出産、ケガ、病気などのリスクに配慮が必要
ペアローンは、「自分分だけ返せばいいや!」ではありません。
お互いに連帯保証人なのです。
配偶者が返せないとなれば、結局は自分が返さなくてはいけません。
また、契約が2本分になるので、
印紙税、保証会社事務手数料、司法書士報酬などの諸経費が2本分かかります。
(必ずしも2倍というわけではないようです)
さらに、片方が亡くなったとしても、もう片方の借金は残ります。
それが離婚したともなれば、また厄介です。
互いに合意が得られず、家を売却できない、返済だけが残る、なんて事例もあるようですね。
ペアローンは借入額を増加させやすいため、借り過ぎに注意が必要です。
そのため、片方がもしも病気などになり返済ができないとなると、もう片方に負担が重くのしかかります。
スズキ家の場合
スズキ家の場合、
原則としておとーちゃんが借り入れることとしていました。
さらに、もしもおとーちゃんが亡くなったりなど、なにかあった場合には、おかーちゃんに借金を残さない、ということも決めていました。
なので、収入合算にて事前審査をしていただき、借り入れ可能額を少しだけ増やしました。
その上で、無理のない範囲で借り入れ額を決め、
団信加入は、三代疾病補償をつけ、亡くなる以外でも、重い病気を患ってしまった場合に、借金がおかーちゃんに残らない形を取りました。
ペアローンは使い方によっては得をしそうですが、
おとーちゃんは、おかーちゃんに不幸せを残したくない、という思いで、デメリットの方が強く感じ、ペアローンは利用しないこととしました。
全ては家族のために、です!笑
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