大学入学共通テストとは
各大学が独立行政法人「大学入試センター」と共同で実施する試験ですね。
2020年度入試まで、約30年実施されてきた「センター試験(大学入試センター試験)」の後継にあたる試験です。
センター試験と同様、毎年1月中旬の土・日曜の2日間に全国で一斉に実施される、日本最大規模の試験です。
国公立大学の一般受験者は、原則このテストを受験しなければいけません。
また、私立大学でも共通テストの成績を利用する「共通テスト利用方式」を採用している大学が多いです。
出題はマーク式。
全体的に、知識や解法の暗記のみで解答できるような問題は減少傾向だそうです。
より理解の質が問われ、思考力や判断力を発揮して解くことが求められています。
また、グラフや地図、文章などを読み取る問題が多いことが特徴で、
- 授業における学習場面
- 日常生活の中から課題を発見して解決方法を構想する場面
- 資料やデータをもとに考察する場面
など、学習過程を意識した場面設定が教科・科目を問わず見られます。
おとーちゃんはセンター試験を受けたくありませんでした
かれこれ10年前、おとーちゃんも大学入試のため、センター試験を受けました。
実はというと、
センター試験の前に、推薦入試を受けて落ちていた経験を持つおとーちゃん・・・。
センター試験といった体それた試験を受けたくなかったので、高校から推薦をいただき、体それた勉強をせずに大学に行こうという魂胆がありました。笑
ところが結果は、
不合格。
受験を甘く観ており、特に対策もせずに挑んだ面接はボコボコにやられました。
医療系の大学だったので、時事問題や医療系問題などが多く聞かれました。
「iPS細胞ってどうやってできますか?」
「アベノミクスって知ってる?」
「うちの都道府県って、平均ランキング何位だと思いますか?理由も。」
といった質問ばかりで、しっかり勉強していないと答えられないですね。
暗記はしなくてもよかったでしょうが、日頃からいろんなことへの関心を持てていないと、答えることなんてできません。
おとーちゃんの甘さでした。
センター試験の結果は過去一
実を言うと、第一希望の国公立大学は、模試の判定がB~Cであり、合格率は高くなかったのです。
推薦入試の不合格以降、模試の成績もいまいち上がらず、むしろ落ちた時期もありました。
そんなこんなでおとーちゃんがとった作戦は、
- 過去問集、センター試験想定の問題集を解きまくる
- センター試験の時間配分と同じ時間で解く
- 高校を休む
- 図書館に篭る
です。笑
まずは高校を休みました。笑
正直、授業なんか受ける必要ないと思っていたので、先生たちにペースを握られるよりも、自分で時間配分をしたいなと思い、親父に説明して親納得のもと休みました。
その間は、図書館に篭り、静かな場所で緊張感を持ち、自分にプレッシャーを与え続けました。
あとは過去問と問題集を、センター試験と同じ配分の時間ごとで解き、
間違ったところをひたすら復習。
理解できるまでひたすら復習しました。
この一連の作戦は、12月中旬〜センター試験前日まで行い、ラストスパートでしたね。
そして、本番。
結果はなんと、
過去一番の点数!!!
割合でいうと、7割代の点数でした!!!
(9割取る東大生や医学部生などなど、尊敬します・・・。)
プレッシャーを自分に与えることは大事
おとーちゃんのセンター試験成功の鍵はというと、
プレッシャーを与え続けたことだったと思います。
おとーちゃんの年代のセンター試験は、過去問と傾向がガラッと変わった年でした。
そのため、対策していなかった問題がかなり多くありました。
それに動揺した同級生がたくさん。
ですが、おとーちゃんは不思議と焦ることはなく、
「あ、これ授業でやったじゃん。」
といったように、焦ることなくいろんなことを思い返して解くことができました。
推薦入試の不合格、残り1ヶ月の追い込み、追い込むための環境づくりといったことが、
自分自身にプレッシャーを与え続けてくれて、
本番のプレッシャーに容易に耐えてくれたのかなと思います。
なんでもそうなのかもしれませんが、
本番に向けて準備をする際には、
自らできる限りのプレッシャーを与えたようが良さそうです。
時間制約でも、罰ゲームでも、他人への公言でも、
なんでもいいと思います。
「口だけになる」リスク
を背負うことも、重要な場面では大事なのかなと。
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