岸田総理が真意を説明
1月30日、衆議院予算委員会で岸田総理が答弁しました。
内容は、育児休業中の「学び直し(リスキリング)」についての真意です。
岸田首相の今回の発言について、おとーちゃんも含め子育て世代を中心に
「24時間育児に追われているのに、学び直す余裕があるのか」
などという批判が殺到していました。
岸田総理はこの件について、
「私自身も3人の子供の親です。子育てというものが、経済的時間的、さらには精神的に大変だということ、これは、目の当たりにしましたし、経験もいたしました。
あらゆるステージにおいて、本人が希望したならば、そうしたリスキリングに取り組める環境整備を強化していくことが重要だという趣旨で申し上げたわけであります。
産後育休時の大切さを承知しているからこそ、産後パパ育休、育休制度の拡充、そして、次元の異なる少子化対策に取り組んでいる。」
本当に苦しい人は助けないのか?
そもそもですね、産休・育休中に手を挙げてリスキリングをする方もまた、ある程度余裕のある方だと思っております。
子どもを祖父・祖母へ預けることができる、とか、
育児に追われていても、働かなくてよいくらいの貯蓄がある、とか、
夫が育休を取ることができ、分担して育児をできる、とか、
ですかね。
産休・育休などの育児で大変な方々って、
シングルマザー・ファザーで働かなければいけない、とか、
核家族のため、頼れる身内がいない、とか、
余裕のある貯蓄がない、とか、
そういう育児に余裕を持って取り組めない方々がいるわけです。
本当に苦しい人々は、学び直しになんか目が行く余裕ないんです。
その現状を理解してもらいたいですね。
お金持ちの政治家さんは、貧乏な育児を経験したことがないでしょう。
だから、総理大臣の息子が公用車で観光、なんて記事が出るんですね。
(関係ありませんかね。笑)
異次元の少子化対策には何を期待する?
おとーちゃん的に、「異次元」というくらいですから、異次元の内容を期待するのであれば、以下2つかなと。
育児にお金がかからないという仕組み
ひろゆき氏が言ったことが有名となっていますが、
子ども1人につき、1000万円案など、
やはり子どもが生まれることに対して、経済的負担がないと思えないと、産もうとしない人が増え続けると思います。
経済的負担がなければ、スズキ家もバンバン子ども作ります。笑
「異次元」とはそのレベルですよね。
そのための増税というのであれば、喜んで賛成します。
消費税15%くらいにしましょう!!
その代わりに、大学まで無料となってもらえれば・・・。
平均寿命を下げ、健康寿命を上げる
やはり、団塊の世代を中心に、大量の高齢者を少ない若者で支えるという仕組みに限界があるのでは?と感じます。
実際、団塊の世代が若い頃の高齢者って、平均寿命も短いし、健康寿命を伸ばそうなんて考えていなかったと思います。
病気になれば寝たきりになり、そのままゆっくり亡くなる、という流れ。
ですが現在の高齢者は、平均寿命が世界トップクラスで、
寝たきりになろうが、
コミュニケーション取れなくなろうが、
胃ろうをつくろうが、
現代の医療は無理矢理高齢者を生き続けさせます。
それが医療費負担となり、高齢者へお金が回り続けるのかなと。
高齢者を救うための財源は大切と思いますが、
暴飲暴食、タバコ酒、生活習慣の乱れ、が原因で、指摘されても治そうとせず、結局不健康になってまた治療を受ける、
そんな好き勝手な方々に大事な財源を回すのはどうかと思うのです。
なので、高齢者だから医療費の自己負担を少なく、というのはしなくても良いのではないのかなと。
国民皆保険という名があるように、医療を受けるにも同額でないと。
(もちろん気をつかっても病気になってしまう方もいますが。)
また、健康寿命を伸ばすような策、
つまりはリハビリテーションや予防医療の分野に力を入れることが、
無駄な医療費を削減できるかなと。
平均寿命が減少すれば、より高齢者に回るお金が、若者へ行き、少子化対策に使えるのではないかな、
と漠然と思っております。
そのくらいやって「異次元」かなと。
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