この国にはもはや希望はないのか
厚生労働省は2月28日、
2022年の出生数が、外国人を含む速報値で
前年比5.1%減の79万9728人だったと発表しました。
80万人割れは、比較可能な1899年以降で初めてで、
国の推計より11年早いそうです。
また、文部科学省の発表によると、
2022年に自殺した小中高校の生徒は512人で過去最多になったそうです。
19歳以下の自殺の理由で多かったのは、
- 学業不振
- 進路に関する悩み
- 入試に関する悩み
だったそう。
これらに対し、岸田総理は、
「これは危機的な状況だと
認識をしています。」
と。
UNICEFが2020年に発表した「生活満足度が高い15歳の割合」と「15~19歳の自殺率」から算出した、
子どもの『精神的幸福度』という指標では、
日本は先進国38ヵ国中37位。
日本って、
世界で見ても豊かな国でしたよね・・・?
との疑問の声も上がっているそう。
こんな日本に、未来はあるのでしょうか?
2025年問題が迫ってきてます
2025年問題って聞いたことありますか?
1947年〜1949年までの間に出生した、
いわゆる「団塊の世代」の方々が75歳を迎えることにより、75歳以上の人口が急増することで起こると予測されている、一連の問題のことをいいます。
人口ピラミッドの最も多いところが、
みんな後期高齢者に・・・。
- 労働力の不足
- 医療における医師不足
- 介護における介護の問題
- 社会保障費の増大
- 空き家・マンション問題
などが起こるといわれています。
それなのに少子化は進む一方。
岸田総理は「危機的な状況」とし、「異次元の少子化対策」を検討しているとのことですが、
一向にそんな話はきません。
2025年がラストチャンス?
こんなことが最近いわれています。
内閣府の統計により、日本で生まれる子どもの数が減り続けた結果、
2025年頃からは20代の人口が急激に少なくなるとされています。
結婚や出産、育児の年代の人口が減少傾向の中、
低い出生率のままだとさらに急激に人口減少が進む、
ということですね。
少子化により、どんどん人口が減っていくということは、
日本がより貧乏になってしまう、ということにつながります。
今後どんどん20代の人口が減少すれば、
母数が小さくなるため、
20~30年後に少子化対策を行なっても、そもそも母数が小さいため効果が小さいですよね。
本当に今、少子化対策を本気でやらないと、
日本全体の消費者・労働者が減少し、介護とか医療も負担が大きくなります。
さらにはAIなどの技術開発も世界に遅れをとり、社会が回らなくなってしまう可能性だってあります。
それを見越して、
「異次元の」検討を
してくれてるんですよね?
岸田さん?
ほんとお願いしますよ。
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