社会人7年目で気づいたこと
年度が変わりましたね。
おとーちゃんは理学療法士になって、7年目となります。
理学療法士界では、中堅世代かな?
仕事でもリーダー業務を任されるようになり、
より一層責任感を持って
取り組まなければいけないと実感しています。
後輩もだいぶ増えました。
憧れられる先輩にならないといけませんね。
さて、先日美容室に行った時の話です。
担当してくれている美容師さんは同い年なのです。
それなのに副店長らしく、技術にも圧倒させられています。
同い年ということもあり、
お互いの仕事の話や心境の変化などを話す中で、
先日一番共感した美容師さんの話がありました。
「尊敬していた先輩も、
いつの間にか尊敬しなくなりますよね。」
おとーちゃんは、とてつもなく共感。
もちろん、尊敬していた先輩はたくさんいます。
ですが、
いまだに尊敬し続けているかというと、
疑問を抱く先輩がいることに気づきました。
昔は尊敬していた
思い当たる先輩は数人いますが、ある1人を例に挙げます。
その先輩は、おとーちゃんが社会人1年目の頃から
お世話になっていました。
性格は明るく、上司とも仲が良く、
もちろん後輩にも好かれるような先輩でした。
社会人1年目って、職場に馴染むまでが結構課題ですよね。
そして、いかに仕事を覚えていけるかも課題です。
つまり、
ある程度仕事をこなしている人って、
誰でも尊敬しちゃうのかなって思います。
その先輩も、天性の人懐っこさで、人間関係は素晴らしく、
業務もこだわって取り組み、
とても勉強もしているような印象を受けていました。
おとーちゃんがわからないことに関しても、
親身に答えてくれていたため、
「この人いい人だなー。」
と漠然と尊敬していたように思います。
今は尊敬していない?
しかし、理学療法士を6年間やってきて、
自分が極めたい分野や技術などが確立してきました。
医療職の中でも、技術職に入る部類なので。
そのため、
おとーちゃんが目指すべき理学療法士像に
当てはまる先輩を尊敬するようになりました。
目標にすべき、という意味ですね。
(ちなみに、
その先輩は昨年辞めてしまいました・・・。涙)
さて、先ほど例に挙げた先輩はというと、
当てはまらない・・・。
残念ながら・・・。
理由はというと、
技術と知識と効率性において、
物足りないなと感じたからです。
技術に関しては、共有する機会があったのですが、
「あ、これできないんだ。」
と感じることが多く、もはやおとーちゃんが指導。
「普段どうやって臨床してたの?」
と思ってしまうくらい。
知識に関しては、
分野によってはもちろんおとーちゃんより多いものもあります。
ですが、理学療法士としては少しズレてるかなと。
理学療法士は、動きや生活のスペシャリストです。
もちろん病気や怪我の知識も必要で、
その点先輩は知識が豊富と思う部分もあります。
ですが、肝心の動きや生活の分野の知識はまるでなく、
「え?
理学療法士としての勉強してました?
病気の勉強ばっかりしてました?」
と思ってしまいました。
効率性に関しては、
リハビリテーション以外の業務についてです。
長々と書くのが大変なので、まとめると、
- 遅刻する
- 当番制を忘れる
- 上司の決定権に口出すものの、解決案は出せない
- リーダー業務をミーティングまでに終わらせることができない
といった感じ。
「あれ?人がいいだけ?」
というように、
同じ理学療法士としての尊敬は薄れていきました。
自分が成長した証拠?
ここまでの流れは、
自分が成長したからこそ思ったこと、であればいいんです。
おとーちゃんもおとーちゃんなりに
勉強してきましたからね。
ですが、
もしかしたら、
勉強してきたつもりになっており、
実はおとーちゃんにも実力がなく、
中堅になったから先輩の状況が見えるようになり、
威張っているだけ、
の可能性もあります。
なので、あえてこの話は誰にもしません。
ただの悪口になる可能性があるからです。
そのため、
先輩のダメな部分が見えたら、
それを悪くいうだけでなく、
自分だったらこうしよう、
とか、
自分はしないようにしよう、
という自分の成長につなげようと思います。
尊敬する、尊敬しないは、
あえて本人に言う必要はありません。
自分の成長の糧にすれば良いと思います。
頑張ります。
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