新型コロナウイルス感染者がまた増加
第8波といわれるくらい、またまた新型コロナウイルスの感染者が増加傾向ですね。
これを「危険」ととるか、「自然」ととるかは、日本の中ではまだ定かではなく、
諸外国の見解と異なる部分があり、
日本はまだまだ「コロナ禍」の真っ最中な印象ですね。
おとーちゃんの職場も総合病院なので、まだまだ敏感。
先日、クラスター認定を受けるくらい感染者が出てしまい、なかなか大変なことになりました。
もちろん、おとーちゃんの本業のリハビリテーションなんて中止。
今年も赤字かな・・・。
なんて言われております。
まぁ、身体が弱くなっている患者が集まる病院という場所では、感染は広めたくないですよね。
その辺はインフルエンザなんかと同じですね。
新型コロナの飲み薬に「効果確認」
そして、こんな記事が。
やっと飲み薬が、最終治験の結果を出し、審議される段階に!
なんか今までも、ファイザーが開発した飲み薬「パキロビッドパック」など、何種類か候補となる薬が開発されてきたそうですが、
なかなか日常には広まらず。
今回の薬は飲み薬なので、より日常に反映されやすい形態のもので、期待が高まっています。
名前は、「ゾコーバ」。
症化リスクが低い人も、軽症の段階で使用できる飲み薬として、塩野義製薬が開発を進めているそうです。
仕組みとしては、
感染すると細胞の中に侵入しウイルスのRNAをコピーして増えていく新型コロナウイルスを、コピーの準備段階で働く酵素を機能させないことで、ウイルスの増殖を抑える、というものだそうです。
これは、「パキロビッドパック」と同じ仕組みだそうで、国産な分、日本国内での飲み薬として広まると嬉しいですね。
治験結果としては、以下の通り。
この中で、1日1回、5日間、ゾコーバを服用するグループと偽の薬を服用するグループに分けて、患者も医師もどちらが投与されているか分からない方法で比較した結果、ゾコーバを服用したグループでは、せきや喉の痛み、鼻水・鼻づまり、けん怠感、発熱・熱っぽさの5つの症状すべてが7日前後でなくなり、およそ24時間短縮された。
また、投与を始めて4日目の段階でウイルスの量が大きく減少したほか、重篤な副作用はなかった。
この結果を聞くと、なかなか期待が高まりますよね。
特に、重篤な副作用がなかったのは、とても良いですね。
飲んですぐに劇的な効果がある薬ではないと思いますが、
ウイルスの量が大きく減少する、という点では重症化はかなり抑えられるのかなと。
現在の新型コロナウイルスの治療は、あくまで対症療法です。
つまりは、ほっといて、自己免疫で治す、というものなので、
基礎疾患がある方や、そもそも自己免疫が低い方にとっては、長期間ウイルスが体内に残ってしまうのは、重症化を招きかねません。
だからこそ、倦怠感の残存、味覚・嗅覚障害などの後遺症が残る、のだと思います。
しかし、指摘されていることもあるそうで、
- 胎児に影響が出るおそれがあり妊娠の可能性のある女性や慢性疾患のある高齢者は服用できない、といった意見
- オミクロン株の症状に本当に効果があるのか、といった疑問
があるそうです。
たしかに、対象となる人、というのの検討は必須ですよね。
万人ウケのいい薬なんてないですが、少しでも多くの人を救うきっかけになってほしいです。
ぜひとも、このまま承認されて、世に広まってほしいですね。
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