「異次元の少子化対策」のたたき台を公表
政府は、3月31日に
「異次元の少子化対策」のたたき台を公表しましたね。
- 児童手当は所得制限を撤廃し、
支給期間を高校卒業まで延長 - 出産費用の公的保険適用を検討
- 給食費の無償化は課題を整理
- 給付型奨学金の対象を多子世帯や理工農系で拡大
- 親の就労に関わらず、
時間単位で保育所などを利用できる制度を検討 - 産後の一定期間内に28日間を限度に、
男女とも育児休業給付を手取りの10割相当に引き上げ
などが盛り込まれており、
今後3年間で集中的に取り組むとしました。
しかし財源確保に関して、
政府は社会保険料を引き上げる検討に入ったそうです。
その中でも、
公的医療保険の月額保険料に上乗せする案が有力だそう。
え、社会保険料で賄うの?
社会保険料って、
おとーちゃんたち子育て世代も
大量に支払ってますよね。
お金をまた多くとりあげて少し配ります、
っていう構図になってませんか?
という感想です。
社会保険料とは
そもそも社会保険料とは、
国民の生活を守るために、病気や老後などのリスクに備える
社会保障のためのお金です。
- 病気や怪我、それによる障害
- 死亡
- 失業
- 老後
- 介護
- 出産費用
といったリスクに備え、誰もが社会保険による補償を受けることができる、といった仕組みですね。
- 労働保険
雇用保険、労災保険 - 医療保険
健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度 - 年金保険
国民年金、厚生年金、障害年金、遺族基礎年金 - 介護保険
といった感じですね。
(そもそも、出産に対しても一時金ではなく社会保険料からしっかり補償されるという形にするべきですよね。県によって、病院によって金額が異なりますからね。)
おとーちゃんは、
毎月の給料からおよそ20%が社会保険料として
引かれています・・・。
それを増やすと・・・?
給料が上がってないのに・・・?
子育て世代の気持ちは届いているのか?
国民皆保険の日本にとって、
医療保険制度はとても良い制度だと思います。
しかしながら、
出産には一時金は出るものの、
結局数万円払わなければいけない現状があります。
その一方で、
不摂生などの不健康者に対して、
無理矢理延命している高齢者に対して、
たくさんお金が使われている現状があります。
この現状は、やや不公平感を感じます。
日本は税金が高く、
社会保険料も高く、
国民負担率が約47%の国。
普通、国民負担率が高ければ、
国民の幸福度は高くなることが多いらしいのですが、
日本の国民幸福度は低い現状にあります。
実際に、
社会保険料で約20%もとられる現状があれば、
幸福なんて感じることは出来ず、
「子どもなんか無理だ・・・。」
なんて感じる方も多いと思います。
おとーちゃんも、お金さえあれば、
もっと子ども欲しいです!笑
その中で、政府より
「異次元の少子化対策をします!」
と期待感の溢れる声がありましたが、
「財源は社会保険料の引き上げです!」
なんて言われると、
「結局自分達で負担するのか・・・。」
という子育て世代の感想になるかと思います。
自己責任を問われる日本。
もはや受け入れなさいというメッセージでしょうか。
以下の画像のように社会保険料は毎年上がって毎年手取りが減っていますが、さらに上乗せとなると現役世代は苦しいですね。
【少子化財源 社会保険料上乗せ検討】https://t.co/zuJ79pI27k pic.twitter.com/W6LllIOzhV
— 給与明細買取屋さん (@kyuyokaitori) March 31, 2023
結局、いまだに期待できない岸田政権・・・。
「異次元」という言葉で若者の期待を集めただけ・・・。
で終わりではないですよね・・・?
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